息子とは最後の山登りか。でももう少し付き合ってくれるかな。
息子のために前日、新しい登山靴を買った。靴擦れが心配だったが、杞憂に終わったようだ。
| 白馬大池のテン場。われわれが到着したときは3つくらいしかなかったが、夕方までには満杯状態になった |
しかし、ここにたどり着くまでがいつものことだが大変だった。なまった足腰と久しぶりの登山で上っている途中で何度も足をつりそうになった。いやあ、疲れた。
コースタイムは4時間ほど。いつもの遅さではあるが、疲れ方が半端ではない。本来ならこの後、小蓮華までいこうかという計画だったけど、即座に却下。
息子も妻もけっこう疲れたようだ。
それに用意していた水筒が出発間際に汚れていることが発覚、飲むのがためらわれたので500mlのペットボトル1本で出発してしまった。
これがあとあとまで尾を引いた。足がつりそうになったのも、着いてからつったのも、やはり水不足が原因に違いない。
次回は荷物を軽くすることと水分をちゃんと取ることを肝に銘じた。
とはいえ、天候にも恵まれ、久々の3人での登山は楽しかった。息子と大池で石を投げたり、陽射しがきついのでポールを使ってテントにタープの部分をこしらえたりと、なかなかに日常を忘れる時間が持てた。
ビールは計2lくらい、焼酎の水割り(濃いめ)を500ml飲んだ。つまみも鶉の卵の味噌漬けからラーメンのラー油高菜ソースがけ、豚もやし味噌炒め、と豪華絢爛。夕食は定番のちゃんこ鍋だった。
確かにこれだけ持って登ったら重いか。
それにしても一番うまかったのは到着後のビールより、テント設営後のカップヌードルだった!
いやあ、これはマジでうまい。
下界ではまったく食べない分、こういうところで食べると体に染み込む。水分不足、塩分不足も補えて実によろしいのだ。
息子のためにDSを密かに持ち込んだが、そんなにプレーすることなく、すやすやと寝てしまった。
隣のテントのいびきがうるさくて辟易したものの、満月に照らされた大池周辺は美しく、大いに満足だった。
翌朝、小蓮華まで行こうと思ったら、意外に息子に反対された。早く帰りたいようだ。こちらも確かに足が限界だし、下りのことも考え、素晴らしいであろう稜線歩きは次回に譲ることにした。
息子の夏休みの宿題の1つ。自由研究の課題のために鶉の卵を使った気圧の変化の実験などもしながら下った。
最後はさすがに膝や足裏にきた。
ほうほうの体でロープウエイ乗り場に着いたのだった。
ロープウエイの発着駅にある「栂池の湯」で汗を流し、近くの蕎麦屋でざるそばをいただいた。
帰路は渋滞はあったものの、割とスムースに帰れた。
今度は単独で、という思いと、やはり家族で、という思いを交錯させている今日この頃である。
| 帰路、対岸より白馬大池山荘を振り返る |