
だらだら書いても仕方ないので今回で「富士登山2006」を完結します。
息子の高山病で完全撤退か一部登頂へ向かうか…。
吉祥丸の決断は、まず8合目まで降りて長時間の休憩。その間に息子の高山病が回復すれば再登する、というものだった。
登りの途中でベテランらしき人の「高山病はほんの10m下っただけで改善することもあるよ」とのアドバイスが頭にあったからだ。
娘は納得できずに「登りたい」と泣いた。だが、吉祥丸は半ば強引に(半分ヤケ気味に)付き合わせた。心の中ではなんとか息子の高山病が治りますように、と願いながら…。
でも、8合目に下りながら「ここをもう一度登ってくるのは至難の業だなあ」と思ってもいたりした。
8合目到着。しばらく息子の様子を見る。30分くらいいたろうか。息子は良くならない。ばかりか「パパのせいで苦しい思いをする」というようなことまで言い出した。こりゃもうだめだな、と思いましたね。
息子がというより吉祥丸がだ。回復を待つよりもう降りちまおう、と思ったのだった。
で、3人に宣言。娘と妻は登頂せよ。息子は吉祥丸と下山だ。
娘は喜びましたね。妻も内心は登頂したいと思っているようで不服は言わなかった。
そしてここから別行動となったのだった。
下山は楽、とは言わないまでもスムースにいった。息子も途中何度か苦しそうにしたが、7合目を過ぎたあたりから劇的に改善しだして、6合目の手前あたりでは飛び跳ねるように下っていた。
体力は残っていたんだよね。高山病にさえならなければ登頂できたのに。これはもう吉祥丸の作戦ミス以外何ものでもない。
午後1時頃、約3時間で無事下山。その後エス丸の中でラーメンの昼食。3時くらいに妻から登頂の電話が入る。おめでとうを言って切る。この後、吉祥丸と息子は下界の温泉に行って極楽気分を味わうのだが、下山した娘&妻とのランデブーに失敗し、せっかくの「祝登頂」が台無しになってしまったことは詳しく書かない。
こうして吉祥丸一家の富士山登山は終わったのでした。
が、 まあ、初の富士山登山はその後の吉祥丸一家にとって実に大きな影響をもたらした。
その後は「高山登山」が主になっていくのだ…。
写真は8合目。もくもくと急成長する積乱雲と同じ高さの場所で休憩する吉祥丸一家。